丸目2灯が特徴的な HONDA VFR400Z
前回HONDA VFR400Rをご紹介しましたが、カウルなしのネイキッドバージョンが存在します。それがVFR400Z。
これこれ
排気量:399cc
エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブV型4気筒
最高出力:59ps/12,500rpm
最大トルク:3.7kg-m/11,000rpm
乾燥重量:159kg(163)
車両重量:178kg(182)
タイヤサイズ(前) 100/90-16 54H
タイヤサイズ(後) 130/70-18 64H
当時価格 62万9000円( 659,000円)
()はVFR400R
基本スペックはVFR400Rと変わりません。見ての通り丸目2灯が特徴的です。どうですか?個人的には「見た目がいまいち」で買う気にはならないのですが・・・
VFR400Zの発売開始は 1986年4月15日。(VFR400Rは1986年4月1日)
意外と好評だったのでしょう、1年後(1987)にはいろいろ見直してトルクアップしたモデルが発売されました。カラーリングデザインもシンプルになっております。
1987年モデル
最大トルク4.0kg-m/10,000rpmとなってます。低回転が力強くなったってことですね。その他見直しについては簡単に記述します。
<吸気効率の向上>
・キャブレターは30mmから32mmに大径化
・エアーファンネルを新たに採用
・吸気ポートをよりストレート化し大径の吸気バルブを採用
<軽量化>
・動弁系部品(細軸バルブ/バルブ・リテーナー/バルブ・コッター)
<動弁系のフリクション低減>
・カムシャフト・ギアの噛み合い構造の見直し
丸目2灯がなじめないのは「自分の感性が豊かでない」ことがあとでわかりました。だってこんなバイクがありますから。
トライアンフのスピードトリプル